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Channel: 黒沢永紀オフィシャルブログ(旧・廃墟徒然草)
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廃墟ナイト〜廃墟バトルロワイアル〜開催!

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来る2013年5月18日(土)に、
東京カルチャーカルチャー@お台場で、
『廃墟ナイト!!〜廃墟バトルロワイアル〜』
を開催します。

廃墟ナイト

廃墟系のサイトやイベントに参加していつも思う事。
それは、物件紹介が多いなぁ〜、ってことでした。
勿論、物件を探索してそのスペックを調べるのは、
廃墟の一つの楽しみだと思いますが、
それは廃墟の楽しみのほんの一部。

廃墟をもっといろいろな角度から見てみたい!

そういう思いから今回のイベントを行なってみようと思いました。

イベントは、
・廃墟と絵画
・廃墟と写真
・廃墟と身体
・廃墟と映像
・廃墟と音
・未完の廃墟
・廃墟再利用
の7つのテーマで構成します。

描かれた廃墟はなにを意味して来たのか、
廃墟を撮影した写真は廃墟を感じるか、
廃墟と体はどう融合するか、
以外と少ない廃墟を語る映像、
廃墟と音はどういう関係にあるのか、
未完成の廃墟は、使用済み廃墟とどう違うのか、
そして、廃墟再利用の可能性、
をざっと概覧。
その後に、それぞれのテーマに沿った活動をされている、
7人のゲストと共に廃墟の可能性を探るイベント。

7人のゲストは、
廃墟の擬人化に命を燃やす谷口ドイテフ雄亮さん、
廃墟のヴィジュアル化が素晴らしい星野藍さん、
廃墟表現者の摩耶仙人さん、
廃墟映像作家の大西悟さん
廃墟映像のフィールドレコーダー山内悟さん、
未成線研究家のLEVEL 7G(なな爺)さん、
産業遺産見学を推進する前畑洋平さん。

いずれの方々も、
個性あふれる方法で廃墟に関わっている方々です。

物件探索にはそろそろ飽きた。
廃墟撮影がそろそろ飽きて来た、
廃墟をもっと知りたい、
廃墟をもっと感じ、考えたい!
という方は、是非お越し下さいませ!!!



廃墟ナイト〜廃墟バトルロワイアル〜

日時:2013年5月18日(土)open 17:00 start 18:00
場所:東京カルチャーカルチャー@お台場
料金:前売チャージ券 2,300円
   当日チャージ券 2,800円
(飲食代別途必要・ビール600円〜ソフトドリンク390円〜など)

★前売りご購入はこちら

PCからご購入の方はコチラ

携帯でのご購入の方はコチラ


『軍艦島~ワンダーJAPAN TV』リリース

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一ヶ月半ぶりの更新です。
最近ではほとんど告知ブログと化していますが、
またまたの告知記事をお許しください。

昨年オンエアされた
MONDO TV PRESENTS『ワンダーJPANA TV 軍艦島スペシャル』が、
未放映の映像を追加してDVDになりました!

『軍艦島』~MONDO TV presents「ワンダーJAPAN TV」

BSとCSでヘービーローテーションによる無料放送で、
『軍艦島スペシャル』の60分の番組が、
さらにワンダーJAPAN TVのセカンドシーズンで、
スペシャルとは違う軍艦島の映像を収録した
『軍艦島・池島』がそれぞれオンエアされました。

DVDはそれら2番組を合体させ、
さらに未放送映像も加えた豪華バージョンとしてリリースです。

私の拙い解説は別として、
国内の産業遺産の見学ツアーを次々と実現する、
NPO法人Jヘリテージの前畑理事長の気持ちの入った解説と、
崩壊の進むリアルタイムの軍艦島の映像は必見ですので、
是非ご覧になって頂ければと思います。

オンエア時のリポート記事はこちらをご覧下さい。

また番組CFはこちらをご覧下さい。

『軍艦島』~MONDO TV presents「ワンダーJAPAN TV」

『軍艦島超景』リリース

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またまたの告知記事をお許しください。

軍艦島の撮影に命をかけた柿田清英氏の写真集
『軍艦島超景』がリリースされました!

『軍艦島超景』三才ブックス

拙ブログで以前にお伝えした様に、
柿田清英氏は高島炭鉱で閉山までお仕事をされ、
その後、池島炭鉱でも閉山までお仕事をされた、
生粋の炭鉱マン。
そのかたわら、水中撮影からそのキャリアをスタートさせ、
やがてご自身が深く関わった炭鉱を撮影されるようになります。
そして、炭鉱のお仕事をお辞めになった後は、
ご出身の高島に住み、ずっと軍艦島を撮影されていました。
しかし、2010年の年末の撮影で肺炎を患い、
翌年正月、あっけなく逝かれてしまいました。

この写真集は、
そんな軍艦島の撮影に命をかけた柿田さんの写真集です。

亡くなられる数年前から、
写真集の出版にむけての相談を受けていました。
結局、氏が生きていらっしゃる間に実現できませんでしたが、
亡くなられたあと、ご遺族の方ともお話をさせて頂き、
なんとか写真集をだせないものかと思う様になりました。

そして『軍艦島全景』を出版して頂いた三才ブックスさんから、
こうして出版の運びとなりました。

柿田さんは、最後の頃はHDRや合成など、
レタッチにすごく傾倒されていた様に思います。
しかしそれらの完成と思われるファイルは、
HDの中でロックが掛かっていました。
結局写真集に使わせて頂いた写真は、
多少のレタッチを施したものを除くと殆どが生写真です。
なので、写真集に納められた写真は、
本来発表するつもりではなかった写真だと思います。
しかし、完成形の写真でなくとも、
充分に柿田さんらしさがあると思い、
形にさせて頂くことにしました。

お会いするたびに、
「他の人が撮影した事のない軍艦島を撮影したい」
とおっしゃっていた柿田さんの魂は、
この写真集のなかに息づいていると思います。

ぜひご覧になってください!

『軍艦島超景』

『夏休みの冒険にオススメ!プロが教える廃道ワールド!』開催

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告知です。

既にブログでお伝えした、
今年春にリリースしたDVD『廃道クエスト』
その関連イベントが東急ハンズ池袋店で、
明日と明後日、開催されます。

夏休みの冒険にオススメ!プロが教える廃道ワールド!

東急ハンズさんは以前から、
“本人が売る世界一小さなDVD屋”
というコンセプトで、
イベントを兼ねたDVDの販売形態を初めているようですが、
その一環として、
春に制作したDVD『廃道クエスト』を題材にしたイベントが行われます。

出演はもちろんDVD内で活躍されている、
廃道界のカリスマの平沼義之さんと、
女流廃道探索者の石井あつこさんのお二人、
そして、告知には出ていませんが、
オープロジェクトからは大西悟さんが特別参加。
廃道の見方から冷や汗ものの廃道体験や奇妙な廃道など、
無料イベントとは思えない充実の内容です。

週末のひととき、
お時間のあるかたは、ぜひ遊びに来てください!

夏休みの冒険にオススメ!プロが教える廃道ワールド!

トークショー
日時:7/20 (土)・7/21 (日) 13時、15時、17時 各日3回
場所:ハンズ池袋店2F
出演:平沼義之氏、石井あつこ氏、大西悟氏(出演回は未定)

◆◇◆プレゼント◆◇◆
DVDお買い上げの方に先着でオリジナルストラップをプレゼント(各日10名)

ダブルイベントでガッツり軍艦島の週末を

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またまた告知ですみません。

今度は夏の大阪で軍艦島のワークショップとイベントです。

まずはワークショップ。
WORKSHOP DOORS 7th『軍艦島の歩き方/産業遺産編』

軍艦島の歩き方/産業遺産編

大阪のIWF実行委員会が主催する、
今年で7年目を迎えるワークショップイベントのDOORS。
「異文化コミュニケーション」をテーマに、
食や音楽、そして語学などの様々な題材で催されますが、
その中のコラム『軍艦島の歩き方/産業遺産編』で、
ワークショップ(というよりは講演)をやらせて頂きます。

「歩き方」ということなので、
実際の島内を画像と共にヴァーチャルに散策しながら、
それぞれの場所や建物に秘められた、
様々なお話が出来ればと思います。

尚、このコラムのすぐ後に、
軍艦島を世界遺産にする会の坂本道徳氏による、
操業時の軍艦島と軍艦島の意義といった内容の、
『軍艦島の歩き方/住み方の記憶編』も行なわれます。

まず産業遺産編で軍艦島の概要を知って頂た後に、
軍艦島の深イイお話をお聞きになると、
より軍艦島をご理解頂けると思います。

◆◇◆WORKSHOP DOORS 7th『軍艦島の歩き方/産業遺産編』◆◇◆

日時:8月10日 (土) 17:00-18:30
会場:中央公会堂(大阪中之島)
参加費:500円

内容などに関して 詳しくはこちら
申し込みに関して 詳しくはこちら

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さて次は翌日のイベントです。

〜モダンテラスイベント〜 超軍艦島 ダブルトークショー

〜モダンテラスイベント〜 超軍艦島 ダブルトークショー

主催者Jヘリテージのドイテフ氏による、
007のスカイフォールを遥かに凌ぐコラージュのフライヤーが凄い
『超軍艦島』は、
ワークショップの翌日に行なわれる、
軍艦島のトークイベントで、
こちらでもお話をさせて頂きます。
大阪市中央公会堂からほど近いところにある、
20年代まっしぐら!国登録有形文化財の芝川ビルで行なわれる、
『超軍艦島 ダブルトークショー』

以前に大阪の味園で行なわれた、
『産業遺産の記録』出版記念イベントの際に、
一部分だけお話させて頂いた、
『軍艦島ランキング』に好評を頂いたので、
ランキング全編を行なえればと思います。

上記DOORSのヴァーチャル・ウォークは、
島内の探索24時間を1時間半で行なおうと思うので、
たぶん相当駆け足で見て行くことになると思います。

ですので、ワークショップに参加された方も、
こちらにもご参加頂ければ、
より軍艦島をご理解頂けるのではと思います。

尚、こちらのイベントも坂本道徳氏とご一緒させて頂き、
後半は坂本氏のお話、
最後にトークセッションという進行だと、
主催のJヘリテージさんから聞いています。

◆◇◆〜モダンテラスイベント〜 超軍艦島 ダブルトークショー◆◇◆

日時:8月11日 (日) 13:30-16:00
会場:芝川ビル4階「芝川ビル モダンテラス」
料金:2500円
詳しくはこちら

芝川ビルオフィシャル・サイト

ワークショップとイベント、
がっつりと濃い軍艦島の週末を、
是非ご堪能して頂ければと思います。

『軍艦島入門』リリース

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最近告知記事ばかりですが、
またまたの告知をお許しくださいませ。

拙書『軍艦島入門』がリリースされました!

『軍艦島入門』実業之日本社

軍艦島の物件を一つ一つ取り上げてアーカイブ的にまとめた
『軍艦島全景』をリリースしたが2008年の暮れでしたが、
おかげさまで『軍艦島全景』は7刷りを迎ることが出来ました。
これもひとえに皆様のご支援あってのことと感謝しております。

さて『全景』発売から4年半が経ち、
軍艦島をとりまく状況も、その間に劇的に変化しました。
特に2009年から始まった観光上陸は、
開始以来5年目に入った今も観光客が衰える気配もなく、
更にgoogleの軍艦島ストリートビューとSONYのラジコンヘリ撮影の公開で、
更に注目度が上がっているようです。

しかし、それほど注目されていながら、
軍艦島を手軽に知ることのできる書籍が
これまで殆どありませんでした。

2005年に発売された、
軍艦島の遺産 風化する近代日本の象徴 (長崎新聞新書)』は、
長崎大学の後藤教授による軍艦島の概要と、
元島民である坂本道徳氏の思い出の記で成り立つ書籍で、
軍艦島を知るには手頃な良書でしたが、
残念ながら現在は新品在庫がないようで、
amazonでも出品者からの購入しか出来ない状態です。

また
長崎游学 軍艦島は生きている!(長崎文献社)』は、
2010年の秋に発売された、写真を沢山使った概説書です。
「軍艦島の○○10選」といったコーナーがあるなど、
読み易い構成になっていて、
元島民の方々の思い出の記も、
何人もの方々が寄稿されているので、
在りし日の様々な姿の軍艦島を知ることができます。
こちらはまだ在庫がある様ですので、
まだお持ちでない方は、
お早めにご購入されることをお勧めします。

上記2冊以外は、殆どが写真集の体裁のものなので、
それはそれでいいのですが、
軍艦島とは何ぞや?を知ることはあまりできません。

そこで上記2冊とはまた異なった構成ですが、
軍艦島とは何ぞや?を知る手がかりになる本を作れたらと思いました。
拙書『軍艦島入門』は、そのタイトル通り
軍艦島を入門的に解説した書籍で、
全ページフルカラーの160ページ。
アーカイブ的にまとめた『全景』と違い、
テーマに沿って軍艦島に簡単な説明を加えたものです。

目次や内容に関しては、
かなり詳細に解説が加えられていますので。
リンクのamazonのページをご覧になって頂ければと思います。

『軍艦島超景』

1945年8月9日 11時2分

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11時2分で止まった時計


時々、
会社がない社会はどうだろうかと夢想することがある。
会社はあくまでも経済の世界だけど、
ヒエラルキーは支配を生み出す基礎になる。

20世紀。
支配する感覚が肥大し、
支配している感覚が麻痺したとき、
原爆が落とされたのかもしれないと。

今日、DVDレコーダーの番組キーワード検索で、
「長崎」を入力してみた。
表示されたのは、数番組に過ぎなかった。
少しでも記憶を風化させないために。





黙祷

『明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域』が世界遺産へ推薦

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明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域
クリックで全文画像が表示されます

今年、国からユネスコへ推薦が出される世界遺産の枠は、
どうやら、長崎の教会群遺産とともに一騎打ちだった、
『明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域』
に軍配があがったようです。

教会群の動向に関しては殆ど知りませんが、
産業遺産群に関しては、もう十年位も前からの活動の結果であり、
当初、九州だけだったものに山口が加わったり、
構成遺産も紆余曲折を経て様々に増減して来たので、
関わって来られた方々は、さぞ安堵されたことと思います。

ウェブ上の新聞記事は時間経過によって消えるので、
一つだけ記事のキャプチャ画像をアップしておきます。
それ以外にも、産経読売など、
各社から報道されています。

産業革命遺産は軍艦島や三菱造船所の幾つかの施設等、
長崎県の遺産も多く含みながら、福岡や熊本、鹿児島や山口など、
広範囲にまたがる遺産ですが、
それに比べて教会遺産群は長崎だけのもの。
他県が産業革命遺産へ期待を寄せる中、
教会を押していた長崎はある意味孤立した形でしたが、
産業革命遺産群になったことで、
少しは長崎への風当たりも弱くなるのではないかと思います。

報道記事では、保安面への危惧が取りざたされてますが、
追々やって行けばいいんではないかと思います。
そもそも産業遺産自体殆どの人が知らないし、
世界遺産の中でも、
パルテノン神殿やピラミッドなどは誰もが知っている反面、
産業遺産の殆どは世界遺産だから知ったというものも多いはず。
石見銀山も、世界遺産になったから知ったという人が、
大半だと思います。
明治の産業革命遺産が、
世界遺産になることで知られる切っ掛けになれば、
それはそれでいいことだと思います。

しかし、
国内には『明治の産業革命遺産』よりももっと先に、
世界遺産にしたほうがいいんじゃないか?
と思える産業遺産もあるのではないかと思います。

例えば「漆塗り」などは、
英名JAPANだし、その発祥も(中国ではなく)実は日本らしいし、
たとえスーパーで売られる偽物だとしても、
殆どの日本人が日常の生活で体験しているアイテムだし。
なにより日本の漆塗りの技術と文化は素晴らしい。
『漆塗りの技術と工房』ということで世界遺産候補にすれば、
ある特定の地域ではなく、国内全体がシリアルノミネーションになって、
経済効果も上がるんじゃないかと思ったりしますが、
漆塗りは世界遺産の暫定候補には入っていません。

漆絵箔置柏文秀衡椀〈うるしえはくおきかしわもんひでひらわん〉
漆絵箔置柏文秀衡椀(うるしえはくおきかしわもんひでひらわん)/日本民藝館蔵

蒔絵のような繊細な漆工芸も奇麗だけど、
漆絵の施された日常雑器のような生活に密着したものこそ、
文化遺産として残すべきものだと思う。

『軍艦島入門 〜軍艦島は、ニッポンの縮図だった!〜』開催

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来る2013年10月12日(土)に、
ジュンク堂書店池袋本店の4階で、
「『軍艦島入門』(実業之日本社)刊行記念
軍艦島入門 〜軍艦島は、ニッポンの縮図だった!〜」

を開催します。

軍艦島入門
クリックで拡大画像

すでに拙ブログでもご紹介した、
8月1日に発売させて頂いた『軍艦島入門』の発売イベントを、
池袋のジュンク堂書店さんで開催させて頂きます。

『軍艦島入門』というタイトル通り、
イベントでも軍艦島の入門的なお話を中心に、
書籍を要約したお話をさせて頂ければと思います。

なお当日はご来場の皆様への、
幾つかの質問をご用意させて頂き、
全問正解の方にはささやかな賞品をご用意させて頂きます。

去る9月の中旬に、今年度の世界遺産推薦物件に決定し、
ますます注目を浴びる軍艦島。
軍艦島をまだご存じない方も、
既によく知っている方も、
是非ご参加頂ければと思います。

なおイベント終了後、ご希望が集まれば、
懇親会も開催したいと思います。



軍艦島入門 〜軍艦島は、ニッポンの縮図だった!〜

日時:2013年10月12日(土)open 19:00 start 19:30
場所:ジュンク堂池袋本店 4階カフェコーナー
料金:1,000円 ドリンク付き

★お問い合わせとご予約はこちら
ジュンク堂書店池袋本店
TEL 03-5956-6111

青梅 #01 昭和レトロな青梅

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気がついたらテンプレートが変わっていた。
60日間更新しないとデフォルトに戻ってしまうらしい。
無料だから文句は言えないけど、
わざわざ手間かけて戻る様にしているあたりが小賢しいですね。

しかも、もうすぐ完全有料化。
しかし2005年から膨大にアップして来た記事を、
いまさら全部棄てるのも勿体ないし。。。

ともあれ、それは別として、未アップのネタでも。
かねてより行きたいと思いながら、
なかなか行けなかった<青梅>を、
去年の春に訪れた時の話です。

青梅

青梅は、東京駅からJR中央快速線で立川まで行き、
青梅線に乗り換えて青梅駅で下車。
青梅は、新宿追分で甲州街道と分かれる青梅街道の宿場街で、
関所がないことから、庶民に親しまれた街道だったそうです。





青梅

駅のホームには、懐かしい昭和を彷彿とさせる蕎麦屋の看板。
レトロな電灯の傘もまたいい味を出してます。
1つ前の駅名表示も、周囲にレトロな装飾が施されてました。





青梅

蕎麦屋の全貌。
ウインドウの中にはブリキのアトムの人形。
券売機が錆び付いているのは、
自然なのかわざとなのかはわからないものの、
朽ちかけた立ち食い蕎麦の外観にはぴったりです。





青梅

出口へ向かうためにホームの下をくぐると、
壁一面に往年の名作映画の看板が張られています。
『旅路』、『終着駅』、




青梅

『怪傑黒頭巾』に『鉄道員(ぽっぽや)』、





青梅

こちらはイタリア版の鉄道員、
それに『ティファニーで朝食を』
洋画邦画ないまぜ、
時代もまったくまちまちに並べられた映画の看板群は、
摩訶不思議な空間を造り出しています。

初めての青梅。
これからどんな世界が待ち受けているのでしょうか。

青梅 #02 映画看板の街

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シリーズでお送りしている青梅。
前回、駅の構内に沢山ある映画の看板を見ましたが、
駅を降りて街に出ても、そこかしこに映画の看板があります。

青梅

フェリーニの『道』にヒッチコックの『鳥』
色、フォント、表情、すべてが、
懐かしの映画館版そのものです。





青梅

実はこれらの看板は全て、
看板絵師、久保板観氏の作品。
90年代初頭に青梅で開催されたアートフェスティバルで描いて以来、
街興しも兼ねて書き続けては掲示されているのだそうです。





青梅

今では映画の看板は、チラシなどに使われる、
メインビジュアルを引き延ばしたものが殆どで、
たまーに手描きの看板もみますが、
それもあまり手描き感が少ないものばかり。
板観氏の絵の様な、
手描きならではの看板はとても懐かしいですね。





青梅

寅さんシリーズ第三作のフーテンの寅。
本当に現在進行形で公開されているかのような佇まい。





青梅

板観氏の看板はどでもこれもみな素晴らしいのですが、
街角にはこんな看板も。
舟木一夫主演の『花咲く乙女たち』
みんな怖すぎだろ。。。





青梅

『ローマの休日』
二人とも全然、似てないだろ。。。
せめて時計塔くらい描いて欲しかった。。。orz





青梅

フリッツ・ラング『メトロポリス』
おっ、これはかなりイけてる!
と行った具合に、
街に散りばめられた看板を見て歩くだけでも、
かなり楽しめます。

しかし現在、青梅に映画館はありません。
映画が最も輝いていた時代の看板が建ち並び、
その記憶だけが封印された街の様です。

青梅 #03 看板建築

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シリーズでお送りしている青梅。
前回までは街興こしを兼ねた、
映画の看板が並ぶ青梅をアップして来ました。

しかし青梅の魅力は映画の看板だけじゃありません。
建物の看板も凄いんです。
そう、看板建築です。

青梅

東京の下町に残る看板建築は、
その多くが銅板張りや地味な壁面を垂直に立てたものですが、
青梅の看板建築は本当に看板然としています。
傘の文字と店名のフォントは涙ものですが、
なんとこのお店、創業130年以上というから驚きです。





青梅

こちらは二軒のふりをしてますが、
奥は繋がっているので一軒です。
どちらも看板然とした造りは、
1つ前のものと同じですね。





青梅

金物屋さんでしょうか。
シンプルながら絶妙なバランスで、
いい味を出しています。





青梅

『ほていや玩具店』さんの看板建築もまた見物です。
人造石で造ったアーチを描くバルコニーの中に、
木製サッシュの窓。
緑青に色づいた銅板との色合いが絶妙です。





青梅

こちらは石造りの重厚な看板建築ですが、
窓に施された装飾がニクい演出です。





青梅

こういった仕舞屋も含めて、
青梅の街には至る所に、
ヴァラエティに富んだ看板建築を見ることができます。
看板建築に興味のある方は、
是非足を運ばれることをお勧めします。

青梅 #04 町屋

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シリーズでお送りしている青梅。
映画の看板、そして看板建築とアップして来ましたが、
さらに町屋建築も数多く残されています。

青梅

メインの商店街の中心に位置する
『昭和レトロ商品博物館』。
懐かしの昭和グッズが所狭しとひしめくテーマショップです。
一見ショップ建造が目的で建てられた様にみえますが、
以前は家具屋として使われていた、
れっきとした町屋だそうです。





青梅

上記のレトロ博物館のように、
再生して別の用途として使われている町屋もありますが、
殆どの町屋はそのままの姿で残っています。
壁の板葺きの形状からみて、
大正から昭和初期の頃のものでしょうか。





青梅

一見平屋に見えながら奥が二階構造になっている町屋造り。
引き戸や窓の全てが木製枠。
塀囲いの形もレトロですね!





青梅

こちらは現役の『柳屋米店』
なんと明治時代の建造だそうです。
右寄りにある通し土間、
現在は砂糖等が入れられているお茶の販売棚など、
どれもこれもタイムスリップ。





青梅

町屋の他に、倉を改装した屋敷も沢山あります。
近年、町屋のリノベーションが流行って、
小奇麗になってしまった町屋を良く見かけますが、
青梅の町屋はどれもこれも当時のまま。





青梅

住む人にとってはリノベーション下した方がいいでしょうが、
見る側からすると、当時の姿を今に伝えてくれているのは、
とっても嬉しいかぎりです。





青梅

煙草の看板も年季の入った一品。





青梅

こちらはそのまま倉の様ですが、
壁の剥げ具合や庇の朽ち具合等、
まさに街の記憶です。

青梅 #05 三業通り

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シリーズでお送りしている青梅。
映画の看板、看板建築、そして町屋と見て来た青梅ですが、
元来宿場町として発展した街。
となれば三業エリアもあるはずです。
ご存知の方も多いと思いますが、
三業とはすなわち料理屋,芸妓屋,待合の、
三つの業種が集まった場所、すなわち花街です。

青梅

これまで見て来た町屋は、
おもに駅の西側に多く点在していますが、
三業エリアは駅のすぐ近くの東側に広がっていました。
前回アップしたレトロ博物館の対面にある大きな案内看板を見ると、
確かに三業通りと書かれています。
現在では殆どの建物が新しく作り替えられた民家になっていますが、





青梅

それでも画像の様な、
カフェ建築を彷彿とさせる写真館や、





青梅

同じくカフェ建築の美容室など、
三業地の名残を感じさせる建物を見ることができます。





青梅

三業通りをさらに東へ進むと、
宿場町の記憶を今に伝える唯一の旅館、
『橋本屋旅館』があります。
明治3年創業というからかなりのものですね。





青梅

橋本屋さんの道向かいからちょっと入った所には、
明らかにかつて料亭だった建物があります。
看板を見ると、現在はとんかつ屋さんのようですが、





青梅

ゴージャスな玄関灯や赤提灯等、
かつての宿場町青梅の賑わいを感じさせてくれます。

青梅 #06 点描

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シリーズでお送りしている青梅。
映画の看板、看板建築、町屋、そして花街跡と見て来た青梅ですが、
青梅の異空間っぷりはまだまだ続きます。

青梅

前回の記事の最後にアップした、
とんかつやさんの前の坂を下ると、
なにやら風格のオーラを放つ日本家屋が。
昭和初期に当時の代議士である津雲國利氏が建てた、
700坪にも及ぶ広大な日本家屋の『
津雲邸』です。
京の宮大工を呼んでまで造った日本庭園を含む邸宅は、
青梅きっての名建築だそうです。
見学出来ないのが残念。。。





青梅

津雲邸の向かいには延命寺というお寺。
境内にある高さ8mの小さな五重塔は、
愛児を亡くした父が建てた個人の菩提だそうです。
画像では分かりにくいですが、実際に見ると、
精巧に出来た8mという高さの五重塔は、
不思議な印象を受けます。





青梅

津雲邸や延命寺からさらに南へ進むと、
こういった時代を感じさせる建物がちらほらと残っています。





青梅

これまで見て来たのは全て青梅線の南側のエリアですが、
三業通りから北へ向かい、跨線道路を越えた所には、
これまで見て来た青梅の雰囲気にマッチする、
カフェ『夏への扉』があります。
手前の白い壁のところがカフェですが、
「空あり」とは奥の建物が賃貸なのでしょうか。
道沿いは二階建てで、奥に段差があるので、
真ん中が三階建て、奥が一階分低い二階建てと、
変形した建物です。





青梅

駅の近くに戻って、
前回アップした三業通りと青梅街道の間の仲通りには、
かつてのビリヤード場がありました。
なんと外周の道\沿いには木製のドブ板が。





青梅

残念ながらもう台は残っていませんが、
弓道場のようにも想える木製の店内からは、
玉を付くキューの音が、今でも聴こえて来そうです。





青梅

さらに駅の界隈を散策すると、
こういった近代建築風の建物も。





青梅

ビリヤード場のあった仲通りを東へ進むと、
『ガチャ萬商会』という、なにやら不思議な名前のお店も。
店名の由来はこちらに
だそうです。





青梅 青梅

ガチャ萬商会壁面のオブジェ。

月に一度の営業とその取り扱い商品は、
これまで見て来た不思議都市−青梅を
象徴するかのようなお店です。

青梅 #07 猫の街

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シリーズでお送りしている青梅。
映画の看板や看板建築、そして花街跡と、
様々な異空間を見せる青梅は、
猫の街でもあるようです。

青梅

前回の記事の最後にアップした、
ガチャ萬商会の敷地には猫のオブジェがありました。
一見アライグマとかにも見えますが、
おそらく猫でしょう。





青梅

ガチャ萬商会の敷地には、
こんな絵の描かれたゴミ箱も。
街頭のゴミ箱。。。懐かしいですね。
まだ分別とか必要なかった時代の、
街角には必ずあったゴミ箱。





青梅

そういえばシリーズの最初の頃にアップした、
全然似てないローマの休日の看板はバス停でしたが、
そのバス停を見るとご覧の様に猫だらけ。





青梅

そして駅のすぐ近くには、
『昭和の猫街 にゃにゃ曲がり』と入口に書かれた路地も。





青梅

極めて細い路地の両側には、
これでもかってなくらい猫のレリーフ(というかオブジェというか)





青梅

レリーフ以外にも、
こういいた絵画も掲げられてます。





青梅

とにかく猫づくしの極細路地。



これだけ手作りの猫を見かける割に、
実際の猫には全くお目にかかりませんでした。
じゃあなぜこんなに猫なのかと調べてみると、
かつて映画の看板描きしていたことのある、
漫画家の赤塚不二夫氏(青梅市出身ではない)が、
映画で街興しをする青梅に共感を持ち応援していた。
彼の愛猫「菊千代」はかつてCMにも出演して有名だが、
赤塚不二夫氏の応援する青梅で、
赤塚氏の愛猫にあやかり、猫の街としたそうな。。。


めっちゃ回りくどーい (T.T)

青梅 #08 昭和幻燈館〜前編

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シリーズでお送りしている青梅。
異空間の街をずっと見て来ましたが、
最後はそんな青梅を凝縮したような場所、
『昭和幻燈館』です。

青梅

『哀愁』の看板と、怪人二十面相の体に書かれた
「映画看板とジオラマの迷宮、ようこそ『昭和幻燈館へ』」
にさそわれてふらふらと入ってみました。
実はこの幻燈館、町屋の記事で触れた昭和レトロ博物館の別館です。





青梅

「映画看板と〜」とうたっている様に、
館内には板観氏の映画看板が沢山展示されています。





青梅

浅草十二階〜凌雲閣の模型は、
東京江戸博物館のそれほどではありませんが、
かなり大きいです。
昭和幻燈館なのになぜ凌雲閣?と想うも、
まあそれはいいとして、
世界各国の物産店的だったと聞く凌雲閣は、
一度訪れてみたかったものです。





青梅

看板も凌雲閣もいいのですが、
なんといってもジオラマです!
ここのジオラマ、半端ないです!






青梅

『青梅猫町通り』と題されたジオラマは、
とある旅人が青梅の町にふらりと辿り着くと、
町の人も、お店の主人も、みな猫で、
客を呼ぶ声も猫なで声だったという架空の町の話。
妖しげなる灯りの使い方も素晴らしいですね。。





青梅

架空ながら本当にあるかのような商店街。
カフェマタタビ、清酒猫正宗、
とにかく猫づくしです。





青梅

つまみも雀、トカゲ、ネズミ料理。。。





青梅

カフェマタタビは客引きをしているところをみると、
いわゆる「カフェー」ですね。





青梅

ジオラマは全てミニチュアですが、
それでも街全体を造り込んだ大きなサイズのものから、
その一角や店だけが造られた中規模のもの、
そして覘き窓からみる小さなものまで様々です。
これは昭和の青梅を再現したジオラマ。





青梅

板壁に板塀、膝丈スカートのセーラー服。
すべてが昭和へタイムスリップです。

青梅 #09 昭和幻燈館〜後編

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シリーズでお送りしている青梅。
異空間の街をずっと見て来ましたが、
最後はそんな青梅を凝縮したような場所、
『昭和幻燈館』の後編です。

青梅

『濹東の色街 東京 向島』と題されたジオラマは、
拙ブログで以前アップした『鳩の街私娼窟跡』に隣接して、
鳩の街より古い玉ノ井の花街。





青梅

二階の部屋を見ると、
仕事が終わったのかそれとこれから仕事なのか、
髪を整える全裸の女性がいます。





青梅

花街の中でたまたま出くわしたのは、
親父と息子か、それとも会社の上司と部下か、
あるいは女性の旦那が右のメガネの人でしょうか。
「ぬけられます」とは、
警察の手入れ対策でわざと迷路状に造った道の案内。
芸が細かいですね。





青梅

カフェーの壁面下部のタイル貼りまで、
しっかりと造り込まれています。





青梅

ハート型の窓がみえる花街の裏側では、
ひとときの癒しを求めて、
ノラ猫に餌をあげている様子まで造られていて、
涙を誘います。





青梅

『本郷 樋口一葉と井戸』は、
以前、拙ブログでもアップした記事、
東京ノスタルジア:本郷 #02』の、
上から2番目の画像の場所ですね。





青梅

その他、バラックの用に積み上げられた、
戦後の雰囲気を残す『浦安 川べりの家々』や、





青梅

今では大寅興行だけになってしまった見世物小屋など、





青梅

また覗き込む作りになっているストリップ小屋の中など、
どれもこれも昭和の原風景を切り取った秀逸なジオラマです。



映画の看板で街興しをしているだけだろうと、
たかをくくって出向いた青梅でしたが、
実際に見た青梅は、他のどの街にもない、
唯一無二の異空間っぷりをいかんなく発揮した街でした。
ただの昭和レトロというだけに留まらず、
独自の発展を遂げた街は、もはやレトロというより、
新手のテーマパークのようにも感じました。

吉見百穴〜前編

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昨年のことですが、
仕事がらみで埼玉県の熊谷へ行く機会があり、
しかも早々に用件が終わってしまったので、
かねてから行きたいと想っていた吉見百穴へ脚を伸ばしました。

吉見百穴

「吉見百穴」…その名前からして奇妙なこの遺跡は、
埼玉県のほぼ中央、比企郡吉見町にある、
古墳時代の墳墓跡。
江戸時代中期の文献にその名が残り、
明治時代には居住vs墳墓論争が繰り広げられたものの、
結局現在では墳墓説が定説になっているようです。





吉見百穴

入場料を払って敷地に入ると、
いきなりそこかしこに穴の空いた、
巨大な蟻塚のような百穴遺跡が現れますが、
実際に見るとかなり大きく異様な光景でもあります。





吉見百穴

穴の配列は西から東へ行くに従って整然とし、
また、上中下段で穴の空き方が違う様ですが、
それが時代によるものか、はたまた、
埋葬した人の身分とかと関係があるのは謎だそうです。





吉見百穴

配置によっては、こういった顔の様に見える場所も。
穴の大きさは目分量で高さ約1m位です。
穴へ導く様な「羨道」を通って穴の中の玄室へと続いています。
玄室入口にはかつて「封鎖石」と呼ばれる石製の扉があり、
粘土で固定されていたそうです。





吉見百穴

玄室には「棺座」と呼ばれる、
遺体を安置する場所を造り込んだものが多くあります。
棺座はけっこう大きく、
一族代々に渡って使うためのものだったようです。
棺座手前の床麺は出入口に向かって傾斜し、
内部に入り込んだ水を排水できる構造になっていた様です。





吉見百穴

古墳時代の人々は、死後の世界を信じていた様です。
横穴の構造も、死者が出入りし易い様にとの配慮から。
そういう意味では、古代エジプトとかと同じですね。





吉見百穴

幾つかの穴には「ヒカリゴケ」が生息しています。
太陽の光を反射して発光している様にみえるコケですが、
平地での生息は極めて珍しいようで、
天然記念物に指定されています。





吉見百穴

後編へ続きます。

吉見百穴〜後編

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前回の記事でアップした埼玉県の吉見百穴は、
古墳時代の集合墳墓跡という以外にもう1つ、
軍需工場跡という側面も持っています。

吉見百穴

山の裾野の一角に、
かつての地下軍需工場への入口があります。
勿論軍需工場用なので、
入口の大きさは墳墓のそれより遥かに大きく、
人が歩行したまま入れます。





吉見百穴

内部は照明が設置されているものの、
それほど明るくはなく、
少しひやりとした空気を感じます。
通路は縦横に整然と掘られています。

解説板を要約すると、
第二次世界大戦末期、都内にあった中島飛行機の工場の疎開地として、
この吉見付くが選ばれ、
工作機械が搬入されてエンジンの製造がはじまったものの、
結局本格的な製造が行なわれることなく、
敗戦を迎えたとあります。
掘削の使役には3500人もの朝鮮人がかりだされ、
昼夜問わず掘り続けたそうです。





吉見百穴

入口付近は照明も施され、
そこそこ見えますが、
奥に行くに従って照明もなくなり、
漆黒の闇がどこまでも続くかの様です。





吉見百穴

見学出来るのは全体のほんの一部で、
深部は全て柵で頑丈に塞がれています。





吉見百穴

現在では、製造工場で使われた什器等は一切なく、
がらんどうの地下空間が広がるばかりですが、
壁面や床面に残された手掘りの掘削の跡が、
戦火の過酷な状況を今に伝えています。





吉見百穴

昭和の時代には仮面ライダーやウルトラマンなどの
特殊撮影の舞台としても使われた吉見百穴。





吉見百穴

今では脱力系のお土産屋が数件建ち並び、
いい感じのほっこり具合です。





吉見百穴

悠久の古墳時代と過ぎ去りし戦争時代に想いを馳せながら、
埼玉名物「五家宝」を頂きました。





吉見百穴
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