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Channel: 黒沢永紀オフィシャルブログ(旧・廃墟徒然草)
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佃島:綺麗に残る長屋街に感動

先日オフ会的に催行した街歩き『東京古埋立地と呑み散歩』で、 久しぶりに訪れた佃島。 戦前からの小さめな戸建ての区画が残っている場所は多いものの、 すでに小綺麗な(=味のない)建家に建て替えられたものも多く、 ホコロビのように残る戦前の建物から、 東京の原風景を観てみたいと思います。 ※佃島の概要は前々回の記事を参照 →google map 前回の記事でアップした三軒三様の看板建築のすぐ裏手には、...

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旧佃島を歩く1

先日オフ会的に催行した街歩き『東京古埋立地と呑み散歩』で、 久しぶりに訪れた佃島。 前回までは、明治以降に東京湾澪浚計画で埋め立てられた、 新佃島(佃二丁目〜三丁目)を巡りました。 今回から、元来の佃島だった佃一丁目を巡ります。 ※佃島の概要はこの回の記事を参照 ◆ 佃島の魅力は、なんといっても江戸の初期から存在した埋立地だったこと。 現在、東京湾には覚えきれない程の埋立地がありますが、...

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佃島の建築3

先日オフ会的に催行した街歩き『東京古埋立地と呑み散歩』で、 久しぶりに訪れた佃島。 今回は、旧佃島に残る、東京の原風景的な建物を観ていきます。 ※佃島の概要はこの回の記事を参照 ◆ 旧佃島(佃島一丁目)は、その歴史の古さに比べて、 現在では、古い街並が遺っていません。 建ち並ぶ民家は昭和の後半から平成にかけて建てられた、 比較的新しい印象のものがほとんどです。...

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旧佃島を歩く2

先日オフ会的に催行した街歩き『東京古埋立地と呑み散歩』で、 久しぶりに訪れた佃島。 シリーズでお送りしてきた最後は、旧佃島の街並やスポットなど。 ※佃島の概要はこの回の記事を参照 ◆ →google map かつて旧佃島しかなかった時代から、 東西の二つの埋立地を繋いでいた佃橋。 佃小橋と名前を変えて、昭和の終わり頃に架けられた橋は、 赤い欄干に擬宝珠が載る趣のある橋です。...

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★ 黒沢永紀オフィシャルブログ(旧・廃墟徒然草)へようこそ ★

著述家、軍艦島伝道師、長崎伝習所塾長、産業廃墟映像制作集団<オープロジェクト>メンバー、黒沢のブログです。 軍艦島はもちろん、炭鉱から産業遺産、廃墟感を感じる場所や事柄、遺跡や遺構、時空旅行、暗渠、 都市のほころびや不思議な景観、ノスタルジックな街角などを徒然にアップしています。 当ブログはリンクフリーです。 ★ お す す め 記 事 ★...

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軍艦島周遊&池島炭鉱ワンデイツアー 3月分催行!

以前にお知らせした『軍艦島周遊&池島炭鉱ワンデイツアー』。 今週から3月分の催行です! 3月は、21日(水)22(木)23(金)の3日間。 21日は祝日ということもあって既に満席を頂いてますが、 22日と23日はまだまだ余裕がありますので、 お近くの方や九州の方など、是非ご参加下さい! 出航は、長崎港の南寄りにある常盤桟橋。 昨年は、10時出航でしたが、...

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軍艦島周遊&池島炭鉱ワンデイツアー 3月催行リポ(前編)

前回の投稿でお知らせした『軍艦島周遊と池島炭鉱ワンデイツアー』 3月分を無事催行しました。 と言っても、初日の3/21はあいにくの悪天候で3/24へ延期。 このへんが船でのツアーの難しいところですね。 初日の3/22は前日の風が残り、 午前中はかなり船が揺れて、軍艦島の撮影にもひと苦労でした。 それしても軍艦島の外観は、いつみても圧巻。 続く3/23と3/24は好天となり、...

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『軍艦島 池島 長崎世界遺産の旅』発売

新刊のご案内です。 すでにいくつかの記事でお伝えして来た、 『池島散策&軍艦島周遊ワンデイツアー』 が本になりました。 『軍艦島 池島 長崎世界遺産の旅』(筑摩書房)です。 ツアーに参加された方の補足はもとより、 これから参加予定の方の予習にも、 ツアーに参加されない方もヴァーチャルにツアーを楽しめ、 ツアーに関係なくても楽しめるように構成しました。...

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軍艦島と池島のトークセッション開催

一つ前の記事でもお伝えした、 世界遺産の軍艦島と、九州最後の炭鉱、池島を1日で巡る、 究極の産業遺産ツアー「池島散策&軍艦島周遊ワンデイツアー」を書籍化した、 『軍艦島 池島 長崎世界遺産の旅』の発売記念トークイベントを、 2018年7月16日(海の日)の16:00から紀伊国屋書店新宿本店(9階イベントスペース)で開催! 書籍に企画と写真で参加頂いた酒井透氏とともに、...

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崩壊の進む軍艦島

最近はSNSにかまけていたので、3年ぶりの投稿。 軍艦島の近況をお伝えします。 現存する国内初の鉄筋コンクリート造のアパートとそて知られる、 1916(大正5)年築の30号棟の崩壊が進行しています。 ここ数年の度々の台風接近によって、 目に見える状態で崩壊していく30号棟。 特に台風の影響を受けやすい南西面が進行しています。 こちらが見学コースからも見ることのできる南面。...

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軍艦島の建築的装飾 1

ほとんど建築的な装飾的がみあたらない軍艦島の建物の中で、 かろうじて散見する時代を伝える建築装飾を、 シリーズでお送りしようと思います。 ◆ 軍艦島に林立する炭鉱アパート群は、 大正時代から昭和45年頃までの、 50年以上にもわたる長い年月の間に建設されました。 国内初の鉄筋コンクリートによる集合住宅をはじめ、 鉄筋と木造を融合した構造や階段室型、そして雁行型など、...

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軍艦島の建築的装飾 2

ほとんど建築的な装飾がみあたらない軍艦島の建物の中で、 かろうじて散見する時代を伝える建築装飾を、 シリーズでお送りしようと思います。 ◆ 前回アップした島内最大の建物、報国寮(65号棟)。 その対面に建つのが今回とりあげる66号棟です。 報国寮(65号棟)と同じコの字型をした66号棟は、 報国寮着工の前年、1940(昭和15)年に竣工。 別名「啓明寮」といいます。 啓明とは明けの明星のことで、...

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軍艦島の建築的装飾 3

ほとんど建築的な装飾がみあたらない軍艦島の建物の中で、 かろうじて散見する時代を伝える建築装飾を、 シリーズでお送りしようと思います。 ◆ シリーズの1と2でお送りしたスクラッチ・タイルほどではありませんが、 他の建物にも建築的な装飾を見つけることができます。 画像は日給社宅とよばれる、 1918(大正7)年に最初の工事が完成した集合住宅。 国内初の鉄筋集合住宅「30号棟」の成功を受けて、...

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軍艦島の建築的装飾 4

ほとんど建築的な装飾がみあたらない軍艦島の建物の中で、 かろうじて散見する時代を伝える建築装飾を、 シリーズでお送りしています。 ◆ 前回までお送りしたのは、 炭鉱アパートに残る建築的な装飾でしたが、 今回は炭鉱施設に残る装飾です。 画像は観光上陸の際に、第二見学所の目の前に見える、 1943(昭和18)年築の総合事務所。 手前の煉瓦塀がじゃまになって少し見えづらいですが、...

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軍艦島の建築的装飾 5

ほとんど建築的な装飾がみあたらない軍艦島の建物の中で、 かろうじて散見する時代を伝える建築装飾を、 シリーズでお送りしています。 ◆ 前回は、軍艦島の炭鉱施設に残る建築的な装飾をお伝えしましたが、 炭鉱施設にはもう一つ、顕著な建築的装飾がありました。 それが、新旧の積込桟橋です。 積込桟橋は、接岸した石炭運搬船に、 出来上がった石炭を積み込むためのベルトコンベアの支柱で、...

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軍艦島の建築的装飾 6

ほとんど建築的な装飾がみあたらない軍艦島の建物の中で、 かろうじて散見する時代を伝える建築装飾を、 シリーズでお送りしています。 ◆ シリーズでお送りしてきた軍艦島の建築的装飾。 最終回の今回は、島内で最も建築的な装飾が施されていた「昭和館」です。 昭和館は通し番号で50号棟とも呼ばれ、 1927(昭和2)年に建設された映画館でした。 島内で最も規模の大きな娯楽施設だっただけあって、...

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吉原遊廓跡 #01

国内最大規模を誇り、かつ最も長い歴史をもつ色街「吉原」。 令和の吉原をお伝えしながら、遊廓や赤線の歴史を見ていきたいと思います。 ◆ 性産業にまつわる言葉ほど、 その種類や数が多いものもないのではないでしょうか。 建物やエリアを表す言葉だけをみても、 遊廓にはじまり女郎屋、遊女屋、岡場所、飯盛旅籠、特飲街、赤線・青線と、 枚挙にいとまがありません。...

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吉原遊廓跡 #02

国内最大規模を誇り、かつ最も長い歴史をもつ色街「吉原」。 令和の吉原をお伝えしながら、遊廓や赤線の歴史を見ていきたいと思います。 ◆ 前回の記事でお伝えしたように、 吉原内の通りの名称は江戸時代のままですが、 吉原という地名はありません。 かつての吉原遊郭に相当する現在の地名は台東区千束4丁目。 廓全体とその北東に隣接する一部のエリアで、 ちょうどこの江戸時代の図全体に匹敵します。...

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